直前期:本試験1ヶ月前の仕上げ方【勉強・体調・不安】

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本試験直前に戦略と心中する灯さん

本試験まであと1ヶ月。やるべきことはやってきたつもりだけど、不安が消えません…

試験日が近づくにつれて、焦りや不安が強くなる時期。
「もっとやらなきゃ」「まだ足りないかも」と思うほど、見たことのない問題に手を出したり、不安で眠れなくなったりします。
しかし、そんなときこそ、やるべきことを絞り、心と体を整えることが大切です。

そこで今回からのテーマは「直前期の過ごし方」
試験本番1ヶ月前から当日まで、この1ヶ月間をどう仕上げて本番に臨むかを考察していきます。
本記事では、まず「本試験1ヶ月前からの過ごし方」について見ていきましょう。

この記事を書いた人
サーチライト
サーチライト
  • 大学受験の指導経験は10年以上
  • 自身も行政書士試験に独学で合格
  • 現在は生成AIを活用した勉強法を研究中
目次

直前期の勉強戦略:詰め込み暗記に集中する

直前期はどんな勉強をしたらいいですか?

試験1ヶ月前からは、理解ではなく「一夜漬け」のフェーズです。
どんなに十分な勉強をしても、すべての論点を完全に理解するというのはおそらく不可能です。
どんな人でも無理やり丸暗記しなければならない知識というのは残ります。

声に出して読み上げる。
ガリガリ書いて憶える。
機械的に反復する。
そういう「体育会系な暗記期間」だと割り切って、憶えることに集中しましょう。
今まで理解優先で軽視してきた細かい「数字」なども、ここで徹底的に頭に詰め込みましょう。

手を広げずに基礎の精度を極限まで上げる

それでは何を憶えるのかといえば、基礎の細かい知識です。
試験直前になると、新しい参考書に手を出したり、難しい問題集に手を出したりしがちですが、それは不安を増やすだけです。
合否を決めるのは誰も知らない論点ではありません。
教科書にある当たり前の論点を、どれだけ正確に憶えることができるかです。

つまり、直前期に必要なのは「広げること」ではなく「絞ること」。
今まで使ってきた教材を徹底的にやり込み、見たことのある問題を確実に解けるようにすることが、最も効率的な得点戦略です。

直前期こそ基礎に戻りましょう。
そして基礎の精度を極限まで上げましょう。

直前期の体調管理:睡眠を最優先にして普段通り過ごす

基礎と弱点の丸暗記以外は何をしたらいいでしょう?

せっかく合格水準の学力を備えていても、本番でそれを出し切れなければ意味がありません。
睡眠不足、食事の乱れ、疲労の蓄積。
どれか一つでも崩れると、集中力は一気に落ちます。
体調の管理は直前期の最優先課題です。

とはいえ、だからといって直前期に大きく生活を変える必要はありません。
たとえば食生活なら、慣れた食事のほうが安心できますし、変に新しいことを試して当日に腹を壊してしまっては本末転倒です。
ある意味、食生活で新しいことを試すほうが「食事の乱れ」です。

大事なのは、睡眠。
たっぷり寝てさえいれば、体調管理のたいていのことは睡眠が何とかしてくれます。
試験前日は不安で眠れないかもしれませんが、それまでに十分な睡眠をとっていれば、一日徹夜したくらいどうってことありません。
むしろ「徹夜上等!」くらいに考えていた方が、前日はよく眠れます。
たっぷり寝ていれば、そう簡単に風邪もひきません。
さらに直前期は究極のインプット期間ですから、しっかり記憶を定着させるためにも睡眠は重要です。

ひとつ気を付けたいのは、試験が昼間に施行されるということ。
夜型の生活をしていた人は、試験時間に脳のピークが来るように、この直前期で昼型の生活に修正しておきましょう。
昼型の人は、いつものリズムを守るだけで十分です。無理に変える必要はありません。

結局、特別なことをする必要はありません。
いつも通りの生活をして、たっぷり寝る。
それだけで、試験当日のコンディションは整います。

直前期の不安対策:タイプ別に分析し、冷静に対処する

でも、やっぱり不安は消えません…

直前期には不安を感じる人も多いでしょう。
とはいえ、一言で「不安」といっても、実はいくつかのタイプがあります。
そこで重要なのは、自分の不安がどういう不安なのかを分析し、客観的に俯瞰することです。
そのうえで、残りの期間をどう過ごすか適切に対応していきましょう。

試験直前期に感じる4つの不安(実力不足・他人比較・成果執着・原因不明)を図で分析。それぞれのタイプに応じた具体的な対処法(復習、遮断、平常心、安定)を解説し、不安を行動に変えるためのガイド。

実力不足型の不安:1ページでも多く復習する

「まだ憶えてないところがある」
「この分野が苦手」
こうした不安は、明確な穴があるときに生じます。
しかし、穴が見えているなら、やるべきことも見えています。
このタイプの不安は、手を動かすことでしか解消できません。
不安を感じている暇があったら、1ページでも多く復習すること。
それが、最も確実な対処法です。

他人比較型の不安:外部の情報を遮断する

「みんなもっとやってる気がする」
「あの人の勉強法のほうが効率よさそう」
こうした不安は、他人の情報に触れすぎたときに生じます。
しかし、他人の勉強法は他人の戦略であって、自分の戦略とは別物です。
このタイプの不安は、情報遮断が最も有効です。
SNSを見ない。検索しない。自分の計画に集中する。
それだけで、不安の種はかなり減ります。

成果執着型の不安:いつも通り過ごす

「ここまでやったんだから、絶対受かりたい」
「このチャンス逃したくない」
そう思うのは、十分な実力がある証拠です。
この不安は、成果への欲から生じるもの。
だからこそ否定する必要はありません。
「努力を無駄にしないように、いつも通りやる」
それだけで、この不安は力に変わります。

原因不明型の不安:生活のリズムを整える

「なんとなく不安」
「何が不安なのか分からないけど落ち着かない」
こうした不安は、情報や感情が整理されていないときに生じます。
このタイプの不安には、生活リズムの安定が効きます。
睡眠を優先する。ルーティンを守る。
「いつも通り」を積み重ねることで、気持ちは自然と落ち着いてきます。

直前期のルール:覚悟を決めて自分の戦略と心中する

今までやってきたことが正しいと信じて、ラストスパートがんばります!

今回は、本試験1ヶ月前からの過ごし方について考察してきました。

最後に、不安を感じている人も感じていない人も、直前期にはSNSと距離を置いた方が無難です。
不安を感じている人はますます不安になりますし、不安を感じていない人は不安の種が生じるだけです。
ぶっちゃけ直前期のSNSに本質的な情報なんてありません。

結局、不安を感じていても、試験問題は変えられません。
他人の勉強法も、他人の努力も、変えられません。
変えられるのは、自分の行動だけです。
だからこそ、直前期はSNSと距離を置いて、自分の計画に集中すること。
そして、自分の戦略と心中すること。
それが、最も確実な不安対策です。

結局、やることはもう決まっています。
いつも通りの生活に少しだけ意識を添えて、自分の戦略と心中するだけです。

本試験当日の過ごし方については、また別の記事で。

Akari NOTE:直前期の過ごし方まとめ

ここまで読んでくださってありがとうございます。
直前期の過ごし方について、少しずつ見えてきましたね。
最後に、この記事のポイントをまとめておきます。
自分の勉強に取り入れるときは、ここを意識してみてください!

この記事でわかったこと
  • 直前期は「詰め込みの期間」と割り切り、理解よりも暗記に集中する。
  • 新しい教材に手を出さず、使い慣れた基礎教材を徹底的にやり込む。
  • 体調管理は睡眠を最優先にし、生活リズムを整えることで集中力を守る。
  • 不安はタイプ別に分析し、冷静に対処することで行動に変えることができる。

5分でできる行動:スマホのホーム画面からSNSのアプリを削除する

勉強法1.0の全体像を確認したい方は、索引ページをどうぞ。

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この記事を書いた人

塾講師 × 独学合格者 × ブロガー。
塾講師としての指導経験から行政書士試験に独学合格。
その実践知をもとに、独学兼業でも短期合格できるロードマップを体系化。
現在は、生成AIを活用した勉強法や文章術を試行中。
趣味も勉強の一部です。
初音ミクに脳を焼かれている。

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